ED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)は薬局では売っていません
ED治療薬を手に入れるためには2つの方法があります。
- 病院やクリニックで処方してもらう
- インターネット通販を利用する
薬局やドラッグストア、ディスカウントショップなどでは販売されていないので注意しましょう。
基本は病院で処方してもらう
ED治療薬を手に入れるのには、病院で処方してもらうのが安全で確実です。
ED治療薬を処方してもらう医療機関は、大学病院、総合病院、泌尿器科の開業医、内科の開業医、会社の診療所、人間ドックなどです。
たとえば人間ドックで診てもらったときに、EDだと診断されれば、人間ドックでED治療薬を処方してもらうことが可能です。
病院で処方してもらう場合は、その薬について説明を受けることができるため、
注意点なども把握することができます。
もちろん品質も保証されていますし、そのときの自分の症状にあったものを処方してもらうことが可能です。
ただし、実際に病院まで足を運ぶ必要があるため、誰かと顔を合わせるのが恥ずかしいという人も多いようです。
インターネット通販で入手することも可能
ED治療薬は医療用医薬品のため、基本的には病院で処方してもらわないと手に入れることができません。
けれども、インターネット上にはED治療薬を販売しているところがあります。
こういったところはすべて違法サイトなのでしょうか?
実は個人輸入代行という形式だと、ED治療薬を販売することができます。
個人輸入代行というのは、その人が輸入品を買うことができない場合に代わりに仕入れてくれることです。
こういったところが扱っているものは、すべて輸入品のため、日本の法律上問題ありません。
つまり、海外で造られたED治療薬は、処方箋がなくても買うことができるんです。
ただし個人輸入にはリスクも
ネット通販でED治療薬を買う最大のメリットは値段の安さです。
たとえば、バイアグラやレビトラ、シアリスといったED治療薬を病院で処方してもらうと、
1錠あたり2,000円近くかかります。
それに対して海外輸入サイトを利用すると、300〜500円ほどでジェネリック製品が買えます。
4倍以上、値段に差があるため、ネットで購入する人は増えています。
ただし、気をつけなくてはならないのが品質です。
大手製薬会社が合同で、ネットで販売されているED治療薬を分析してみた結果、
その40%が偽造品だったということがわかっています。
有効成分をまったく含んでいないもの、まったく異なる成分が含まれているもの、不純物が含まれているものなど
かなり粗悪なものが多く、健康被害も報告されています。
値段の安さは確かに魅力ですが、安全面を考えると、病院で処方してもらうのが確実ですね。
また、こういったサイトは見た目は普通の通販サイトですが、その多くは日本人が携わっていません。
そのため、特商法ページがないサイトもあります。
こういったサイトでED治療薬を購入して、偽造薬をつかまされたり、健康被害があった場合はすべて自己責任なので
利用するにはかなりのリスクがあることを頭に入れておきましょう。
個人輸入で手に入れたED治療薬をネットで販売すると犯罪なので注意しましょう!
日本で購入できるED治療薬はバイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類
現在、日本で正規購入可能なED治療薬は、バイアグラ・レビトラ・シアリスの3つだけです。
それ以外の薬は日本では正規に買うことはできません。
最近では、バイアグラのジェネリックも販売開始しています。
こちらも基本的な購入方法はバイアグラと同じで、医療機関で処方してもらう必要があります。
ジェネリックといっても品質はしっかり保証されているので、安心して買うことができます。
少しでも値段が安いものをという場合は、こちらを買うのもいいですね。
有名な日本製のジェネリックバイアグラには、
TOWA薬品のシルデナフィル OD錠 VI「トーワ」(50mg)
キッセイ薬品のシルデナフィル錠 VI「キッセイ」(25mg 50mg)
があります。
ちなみに海外製ジェネリックは通販で買うことができますが、日本製ジェネリックは通販では買えません。
こういったものを販売しているサイトは個人輸入ですらないため、闇サイトや偽物といった違法性が高いです。
最近ではテレビなどでもジェネリックという言葉を聞くようになりました。
では、具体的にどんなものがジェネリックなのかご存知でしょうか?
もともと「ジェネリック」というのは「一般的な」という意味です。
そのため、ジェネリック医薬品とは、一般的に広く使用され、効能や安全性が確立されたもののことを指します。
新薬を開発するためには、10〜15年ほどの年月と数百億円以上の費用がかかります。
それに対してジェネリック医薬品は短い期間で、なおかつ少ない費用で開発可能です。
国から認められなければ新薬として認められないため、ジェネリック医薬品は品質も高いです。
また、ジェネリック医薬品は医療費削減の効果が期待されており、国も使用を推進しています。
3つのED治療薬の特徴
バイアグラの特徴と効果
バイアグラは3つのED治療薬の中で、もっとも知名度が高く、昔からの愛用者も多いです。
テレビでも頻繁に出ていたため、名前を知っている人がほとんどでしょう。
バイアグラの有効成分はシルデナフィルで、勃起を静める酵素の働きを阻害してくれます。
その結果、スムーズに勃起ができるようになります。
バイアグラは飲んでから1時間以内に効果が発揮されるので、即効性があります。
ただし、食事の影響を受けやすいため、空腹時に飲むか、食後1時間以上空けてから飲む必要があります。
レビトラの特徴と効果
レビトラはバイアグラの次に開発されたED治療薬で、バイアグラの足りなかった部分を補った形になっています。
バイアグラよりも食事の影響を受けなくなり、さらに即効性が高まりました。
レビトラは早ければ飲んで10分で効果が表れるため、3つの中でもっとも即効性が高いです。
それでいながら、バイアグラよりも持続時間が長いため、バイアグラの改良版のような存在です。
シアリスの特徴と効果
シアリスは3つの中では、もっとも新しいED治療薬です。
バイアグラ、レビトラとの大きな違いは持続時間の長さです。
4〜6時間ほどだった持続時間が最大で36時間も持続するようになり、大幅に時間が延びました。
さらに食事の影響をほとんど受けないという特徴もあります。
ただし、効果が表れるまでの持続時間は1〜3時間と他の2つに比べると即効性では劣ります。
バイアグラ・レビトラ・シアリスといったED治療薬は、非常に効果があり、ED改善に大きく役立ってくれますが、
誰でも使える訳ではありません。
場合によっては、ED治療薬が使えないこともあるので注意しましょう。
- 心臓に関わる持病(狭心症・心不全など)がある人。
- 低血圧や高血圧の人。
- 抗不整脈薬を使用している人。
- これまでにED治療薬を使ってアレルギーがでた人。
- 重度の肝機能障害の人。
こういった人は、ED治療薬が使えないことがあります。
また、服用している薬によって、思わぬ副作用がでることもあるので、
初めてED治療薬を使う場合は必ず医師に診断してもらいましょう。
ED治療薬に頼るだけでなく生活習慣を改めることも大切です
ED治療薬はあくまでED改善のきっかけにしか過ぎません。
薬さえ飲んでいれば、そのうち治るというものではないので注意しましょう。
ED治療薬を飲めば、一時的に症状はよくなりますが、また時間が経てば元通りになってしまいます。
本当にEDを改善したいと思うならば、まず普段の生活習慣から改善していかなければなりません。
たとえば、バランスの良い食事を心がけたり、適度な運動をしたり、十分な睡眠を取ることがED改善につながっていきます。
それに加えてお勧めしたいのが、男性向けサプリメントの使用です。
男性向けサプリや精力剤は、ED治療薬と混同されることがありますが、役割が異なります。
ED治療薬が一時的に症状を治してくれることに対し、
男性向けサプリや精力剤は身体の根本を改善し、薬に頼らず、勃起できるようにすることが目的です。
また、ED治療薬と違い、副作用の心配がなく、効率良く栄養を摂るのにももってこいです。
EDの主な原因として、血流の悪化があります。
勃起は、ペニス内の海綿体に血液が流れ込むことで起きます。
この際に、上手く血液が流れ込まないと、しっかり勃起することができません。
普段の生活習慣で血がドロドロになっていると、スムーズに血液が流れないため、EDにつながっていきます。
男性向けサプリや精力剤には、この血流を改善してくれる働きがあります。
たとえば、多くのサプリに含まれているシトルリンは、血管拡げて、血液が流れ込みやすくしてくれます。
その他にもアルギニンや亜鉛など、勃起力改善のための成分がたっぷり含まれているため、ED予防や改善に役立ちます。
男性向けサプリを選ぶポイントは、しっかり成分量が明記されているかどうかです。
中にはたくさんの成分が入っていることをアピールしつつ、それがどのくらいの量入っているか書かれていないものもあります。当然、そういったものに十分な量が配合されているとは思えません。
内容に自信があるならば、ちゃんと明記するはずですよね。
たとえば、シトルリンの1日の目安摂取量は800mgといわれています。
買おうとしている男性向けサプリに、しっかりこの量が配合されているかどうかチェックするのがオススメですよ。
男性向けサプリを買う場合は配合量をチェックしましょう!
ED予備軍かな?と不安がある方は、
勃起力の回復を目指したヴォルスタービヨンドの口コミ体験談も参考に!